普段から「どうしてだろう」といった疑問や興味を持ったことなど、実際に確かめることも自由研究の一つとなります。
テーマの見つけ方のひとつとして、自分が日頃から不思議に思ったり、興味があることを掘り下げてみることから始まると思います。なかでも知識として知ってはいたけれど、本当にそうなるのかを確かめる実験は、自由研究としても十分な成果をあげることができます。

例えばアサガオの花から採取した色水を使って行う実験は、小学校でほぼ必ず育てているアサガオと、家庭にある日用品で実験が可能です。アサガオを容器に入れ、つぶして取った紫色の水が、レモンの汁なら赤、酢はピンク、石けん水は青、重曹は緑、漂白剤は黄色など、混ぜる液によっていろいろな色に変化することを確認します。これは酸性、中性、アルカリ性を調べる実験ですが、何を混ぜてみるかで実験の幅を持たせられるのも、オリジナリティが出しやすくて面白いと思われます。

それ以外にも、木に棒をすって本当に火をおこすことは出来るか、なるべく大きなシャボン玉を作るにはどうしたら良いのかなどを追求するのも、子供らしい創意工夫が求められる実験です。
また食べ物の苦さや甘さ、酸っぱさを増加または軽減させる方法を探すのも、体を張った実験となります。ゴーヤの苦さはどうしたら軽減されるか、切り方や炒め方、調味料などを変えて実験し、家族や友人の意見も参考にすることでデータに厚みがうまれます。他にもレモンをなるべく酸っぱく感じないにはといった、いくつか複数の食材を試してみるのも良いでしょう。
なお、簡単に実験ができる市販のキットも販売されており、準備の手間がいらず失敗も少なくて済み、内容も大変楽しいものですが、利用する場合はレポートのまとめ方を工夫しましょう。実験のレポートには必ず、どうしてそれを行うことにしたのかという動機と、どのような実験を行ったのかその方法、そして結果の記録とともに、自分の感想も添えておきます。失敗した事例はもちろんのこと、反省点や新たなる疑問を書くのも大切なことですし、参考文献やサイトなどを記載するのはこういった文章作成において必須のマナーです。そして表やグラフ、写真やイラストも多用して、先生だけでなく同級生にも理解しやすいレポート作りを心がけてみましょう。